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 たべもの名言

 

冬は口の大きい魚がうまい
柚子のあほうは13年



冬は口の大きい魚がうまい

口の大きい魚とは、アンコウ、タラ、ヒラメ、マグロなどのこと。なるほど瀬戸内地方ではヒラメのことを大口と呼びます。しかし一番大口の持ち主はやはりアンコウでしょう。少々グロテスクな姿形ですが、とても美味。アンコウ鍋を楽しみにしている人も多いでしょう。食べられる部分は「アンコウの七つ道具」と呼ばれ、キモ(肝臓)トモ(尾ひれ)、ヌノ(卵巣)、エラ(鰓)、水袋(胃袋)、柳肉(ほほ肉)、皮のこと。つまり口以外はほとんど全部です。
アンコウは漢字では鮟鱇と書きますが、「魚偏に安いと書く春のこと」という川柳があるように、春になると急に味が落ちてしまいますので、冬のうちに味わっておいてください。

柚子のあほうは13年

「桃栗3年柿8年」というのはよく聞きますが、じつはこんな風に続きます。地方によっては「柚子は9年で成りかかり」や「柚子の大馬鹿18年」というところもあるようですが、いずれにせよ、柚子は収穫までにとても時間がかかる植物なのです。それでも奈良時代に中国から伝わって酢や薬用として栽培されたのを起源とし、時代を超えて育てられてきたのは日本の食生活に欠かせない素材であったからでしょう。

鍋物、吸い物、焼き魚に添えたり、柚子味噌など、爽やかな香りで食欲を増進させてくれますね。栄養価も高く、柚子湯などに利用できる点も嬉しいところです。


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