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 はじめて物語

 

 

闇夜にご用心。はじめての郵便ポストは黒
24時間宇宙の旅をはじめて楽しんだのは、2匹の犬
端午の節句の風物詩。こいのぼりは、上の鯉をまつったのが最初。



闇夜にご用心。はじめての郵便ポストは黒

静かな秋の夜長には、普段ご無沙汰している友人に手紙を書きたくなったりします。そこでお話ししたいのが郵便ポストのこと。大切な手紙をポストに投函した時の、あの何とも言えないときめきは誰でも覚えがあることでしょう。さて郵便ポストは、今でこそ「赤いもの」といえば反射的に思い浮かべるほど浸透していますが、ポスト第一号は「黒色」だったのをご存じの方は少ないでしょう。日本でも郵便制度が始まった当時は、まだ「書状集め箱」といわれ、木製の箱だったそうです。その後明治5年に、黒い鉄製の細長い角柱状のものに口がついた、イギリスの郵便ポストの形を採用したのが現在のポストの始まりです。ところが、この黒ポスト、街にまったく照明設備がないころだったため、夜になると見えなくなってしまうことがしばしばあり、「それでは困る・・・」と明治21年から黒より目立つ赤いポストが登場することになったのです。

24時間宇宙の旅を初めて楽しんだのは、2匹の犬

 昨年は、日本人としてはじめて、土井隆雄さんが宇宙に飛び立って、地球の軌道を回った最初の人類、ソ連のユーリ・ガガーリン空軍少佐のことはあまりにも有名ですが、では、それよりも以前に宇宙に旅立った動物がいることをご存知でしょうか。
1957年に人工衛星を最初に打ち上げたソ連は、同年11月に2号目を打ち上げ、これに初めてライカ犬を乗せました。しかし、162日後大気圏再突入の際、炎上してしまい、かわいそうにこの犬も死んでしまいました。その後、1960年に打ち上げられたソ連の「スプートニク5号」には「ストレルカ」と「ベルカ」という2匹の犬が乗り込み24時間地球の周りを回って、無事地球に戻ってきたのです。もし彼等が人間の言葉を話せれば、「地球は・・・」のあと何と続けてくれたでしょうか。人類の宇宙の歴史が少しだけ変わっていたかもしれませんね。

端午の節句の風物詩。
こいのぼりは、上の鯉をまつったのが最初。

まず、端午の節句というのは、中国から伝わった五節句、人日(じんじつ・正月7日)、上巳(じょうし・3月3日)、端午(たんご・5月5日)、七夕(しちせき・7月7日)、重陽(ちょうよう・9月9日)の祝のひとつです。もともとは旧暦の最初の午の日、つまり端午の日を祝ったものですが、いつのころからか5月5日を祝うようになり、そこで「端五」と書かれたりもします。日本では戦後になってからこの端午の節句を「こどもの日」と制定し、国民の祝日となりました。さて、こどもの日といえば、悠々と空に泳ぐ「こいのぼり」これも、昔、楚の人、屈原がねたまれて失脚し、身を投げて死んでしまったのを哀れに思った楚の人民が紙の鯉をつくってまったことにはじまると伝えられています。日本では室町時代に、長い布を半月形にたわめた竹に張ってこれをさおにつけのぼりのように吹き流したのがはじめてです。
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