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 はじめて物語

 

 

はじめて人類がパンを焼いてから実に4000年。
慌ただしい朝を画期的に変えたとびだし型トースター誕生
町人から武士へ逆輸入!?初めての鯉のぼり



はじめて人類がパンを焼いてから実に4000年。
慌ただしい朝を画期的に変えたとびだし型トースター誕生。
   紀元前2600年頃、保存目的でエジプト人がパンを焼き始めてから約4000年もの間、人類は細長く尖ったものに突き刺してパンを焼いてきました。18世紀にイギリス人とアメリカ人がトースターと呼んだ道具でさえ、何のことはない長い柄がついたフォークが2本合わさったものに過ぎず、パンをその間に鋏み暖炉の炎にかざすだけのもので、焼き上がるまでつきっきりで見ていなければならないのは変わりありませんでした。19世紀になって電気トースターが出現しましたが、熱を調節できないため相変わらずじっと人が付いていなければなりませんでした。ようやく、とびだし型トースターが誕生したのは1919年。第一次世界大戦当時、アメリカ・ミネソタ州のチャールズ・ストライトなるメカの達人が工場の食堂で出る焼け焦げトーストを何とかすべくバネとタイマーで工夫したのがはじまりです。その後、『見ていなくてもいい、ひっくり返さなくてもいい、焦がさない』という広告とともにたいへんな人気となりました。

町人から武士へ逆輸入!?初めての鯉のぼり
   端午の節句の内飾りが武者人形なら外飾りは鯉のぼりですね。もともと武家では、男子のお祝として家紋の入った旗や吹き流しなどを立てていましたが、江戸時代の中ごろ、これにヒントを得た町人が鯉の幟を立てることを思いつきました。なぜ鯉かというと、中国の登竜門伝説になぞらえ、黄河の竜門の滝を登りきると鯉が竜になるように、わが子も健康に育ち、将来は大きく出世してほしいとの願いを込めたのだとか。やがてこれが武士の間に伝わり、武者人形とともに飾られるようになりました。捕まえられた鯉は一度跳ねて抵抗するが、後は覚悟を決めてまな板でじっとしていますよね。その潔さが武士に気に入られたという説もあります。ちなみに、江戸中期の頃は和紙に鯉の絵を描いただけのものだった鯉のぼりも大正時代になると破れにくい綿素材のものが登場。そして、昭和30年代半ばには雨に塗れても色落ちしない合成繊維の鯉のぼりが登場しました。
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