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第2回

Linuxのすすめ

 前回は、DOS/V機の自作の話から、Windowsとの決別、UNIXへの傾斜ということになったのですが、その後、UNIX系のLinuxに急接近しています。

 それにしても、最近、「Linux」という文字をよく目にしますね。朝日新聞という一般紙でさえも、12月だけで「Linux」を2度見ました。Windowsの牙城を崩すOSという内容です。ちょっと大げさだとは思いますが、それにしても、一般紙にLinuxが載るのは、驚きですね。

 こちらは一般誌ではありませんが、「PCfan DOS/V special」と「Hello.PC」にLinuxに関する連載が始まっていますし、「Software Design」なんぞはまるでLinuxの専門誌のような体裁になっています。

 これは、一種のブームに違いありませんが、Linuxにはブームに終わらない何かがあります。次の言葉に耳を傾けて下さい。

「Linuxを使うために必要なのは、コマンドに対する少々の知識と、これまで利用してきたOSとは明らかに違うカルチャーを身に付けることです。・・・・・・商業ベースのフィールドとの差を痛感するはずです。」(「Turbo Linux ではじめるPC-UNIX」海上忍・著、技術評論社・刊)

 このような言葉を見聞きするにつけ、Linuxには、これまでにない魅力を感じます。というより、Windowsの登場によって失ってしまった何かを再び取り戻したいという秘かな期待を、Linuxは抱かせるのです。

 前置きが長くなりましたが、すでに、「Turbo Linux(Ver2)」のインストールに成功しています。何のトラブルもなく、1時間ほどで完了です。Xも、綺麗な画面です。WindowsのGUIとはひと味違ったXに満足しています。あまりのあっけなさに拍子抜けしたぐらいです。因みに、「DOS/V Magazin」1月号にVer3がありますから、まだの方は、そちらを使ってみて下さい。他誌にもきっとあるでしょう。Ver3が最新版です。

 ところが問題が山積しています。モデムカードを認識しない、プリンタのドライバーがない、LANカードが動かない等々。実用になるにはまだまだ時間がかかりそうです。Linuxで早くインターネットができるといいのですが・・・・。

 それでは、今回は、これで失礼します。

(1998年 師走)

追伸

 最後に、Linux関係の書籍を紹介しておきます。

・「Turbo LinuxではじめるPC-UNIX」海上忍・著、技術評論社・刊
 Linuxの入門書。Turbo Linux Lite日本語版のCD付き。インストールの解説が、初心者に分かりやすい。

・「Linux パワーガイドブック」山崎康宏 はねひでや 他・著、技術評論社・刊
 Linuxを文化ととらえ、Linux文化を、多くの先輩ユーザーの声で紹介する。Linuxを熱く語る先輩達の声に、思わず聞き入ってしまう。

・「無敵のLinux」山中右次・著、秀和システム・刊
 Linuxを始めると、インターネットは必須。Linuxの情報を提供してくれる国内と海外の130余りのホームページを紹介。寝不足と電話料金の加算に注意。

・「Turbo Linuxで作るファイル&Webサーバー構築ガイド」スタークラスター・著、エーアイ出版・刊
 Linuxの活用書。Turbo Linux Lite日本語版のCD付き。インストールがすんでから、さてLinuxを何に使おうかなあなんて、のんきなことを考えているあなたに必読の書。きちんとした目的を持ってから、Linuxを始めましょう。