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multi OS
長いご無沙汰をお許し願いたいと思います。
その後、multi-OSにはまっています。
Linuxから入った非Windowsの世界ですが、長いご無沙汰の間にFreeBSDとBTRONをinstallして、multi-OSの世界に踏み込んでいます。
それは、HDDの購入から始まった
最近、雑誌の付録に、続々とLinuxの各種distributionが収録されています。そんなもの、いくら手に入れても何の役にも立ちはしないとは言うものの、それではちょっと淋しくありませんか? 何故って、何となく得した感じで、面白いじゃありませんか。ちょっとした浮気心もくすぐられるし、その性格というか体質というか、いわば匂い乃至香りですよね、それが微妙に違っているようで、しかも無料だし、これに手を出さない方がおかしいと言うものです。
結局、次のものを選びました。Laser5-Linux6.0、Turbo-Linux4.0、Vine-Linux1.0の3種類と、それにこれはLinuxではありませんがFreeBSD3.3、それから国産OSであるBTORNのB-right/Vを合わせて5種類。これらのOSを、system-commanderでmulti-bootさせようとしました。
ただ、これだけのものを入れるとなると、大容量のHDDが欲しくなります。とは言っても、mother-boardがASUSTeKのP/I-XP55T2P4というかつてのstandardですが、HDDは8.4GBまでしか認識しません。最近の12GBや24GBの超大容量のものは使えないわけです。ところが、24GBが25.000円とびっくりするほどの安値の物を見つけ、1GBが1000円とは安い! と思わず買ってしまいました。これを衝動買いと言うのでしょうか。安物買いの金失いと言うのでしょうか。それはさておき、これが、思わぬ浪費の始まりとなりました。
HDDに認識されない空き領域があるということは、精神衛生上、極めて不健康である!
25GBあっても、8.4GBしか認識されません。しかし、そのことによって障害が起こるわけではありません。全体の33.6%を使用しているだけです。しかしこのことが、精神衛生上極めて不健康なのです。
66.4%が見えない、ということが許せないのです。それは、どうしようもなく、もったいないことです。金庫の中には確実に1億円が入っているのに、扉を開けるとそこに3,000万円だけがあって、その奥にもう一つ扉がある。そしてその鍵がない・・・・・・・。そんな宙ぶらりんな感じ続き、これが精神を苛立たせます。
そんな折り、近くの家電店に富士通の8.4GBが17.000円ほどで出ていました。迷いましたが、この際購入した方がよろしいという結論に達しました。
というわけで、25.000円と17.000円を合わせて42.000円の思わぬ出費になりました。
最も人間的なBTRON
初めに断っておかなければなりませんが、これから書く感想は、installについてのみを対象にしたものです。install後の使用も含めた発言ではないので、あるいは思い違いがあるかも知れません。
BTRON(B-right/V)のinstallは極めて簡単です。install用CDをbootさせるだけです。このOSの場合、hardというものは、user側からは全くのblack-boxになっています。userはhardについて全く何も知っておく必要がありません。ここらあたりは、video-chipの種類やmonitorの周波数やIRQ等についてWindows以上の知識を要求されるLinuxと好対照と言えるでしょう。尤も、このようなminorなOSは、supportするhardの種類が極めて少なく、定番中の定番でないとまず動かないというのが、大きな問題です。
このOSの最大の特徴は、貧弱なhard資産で軽快に動くということかも知れません。そのperformanceはLinuxの比ではありません。386、16MB-memory、100MBのHDDで十分実用的に動きます。しかも、起動にかかる時間は数秒です。わずか数秒です。電源を入れ、keyboardに触れようとする頃にはもう立ち上がっています。起動に何十秒もかかるOSなんてOSじゃないと、どこかで読んだ気がしますが、この軽快さがそこまで言い切る強さに違いありません。これに慣れると、WindowsやLinuxの何とも怠慢な起動が、非人間的にすら思えてきます。
BTRONは、純国産OSとして、パソコンの世界でも一時は大きな話題になりましたが、その後一般には忘れられています。しかし、それは不当な評価です。いい物が売れるとは限らないとはこのOSのことを指して言ったのでしょうか。サポートするhardwearとsoftwearの充実を望みます。
ということで、installのあまりの容易さと動作の圧倒的な軽快さに、culture-shockを受けたBTRON体験でした。
FreeBSDがbootしない?
どうしてこうなるのか分かりません。FreeBSDをinstallして、system-commanderでmulti-bootさせようと設定するのですが、「boot error」というメッセージを出して、hang-upします。仕方なく、FreeBSDのboot-utilityでMBRを書き換えてbootさせています。使用後は、再び、system-commanderをinstallしなおします。しかし、この作業は、言うまでもなく、この上なく煩雑です。そのため、FreeBSDへの足が遠のくのは必至です。
ということで、FreeBSDは一応installしましたが、ほとんど使っていません。system-commanderでFreeBSDがbootしない原因を、誰か教えて下さい。
RedHat系のdistribution
Laser5-LinuxもTurbo-LinuxもVine-Linuxも、RedHat系のdistributionです。ですから、installの手順も基本的に同じです。しかも、X-Windowに共通のものを使うと、三者は全く同じと言っていいでしょう。
「要するに、見る奴が見なけりゃ同じにしか見えない」と以前何かで読みましたが、私にとってはその言葉通り、「同じにしか見えない」わけです。
何か情けない結論に達しましたが、distributionなんてあまり気にせず、適当に選択すればいいということなのでしょう。
とは言うものの、三者の違いを表にまとめてみました。
distribution----Laser5Linux6.0----TurboLinux4.0----VineLinux1.0
kernel----------2.2.5-------------2.2.9------------2.0.36
日本語化--------◎--------------○---------------○
推奨度----------◎--------------○---------------△
販売元-------レーザー5------パシフィックハイテック-----技術評論社
上の表の「推奨度」なんて、いい加減です。何故そういう順位になったかは明確には答えられませんが、とにかくLaser5-Linux6.0を一位とし、結局製品版を買ってしまいました。12.000円余りの出費となりました。HDDの購入と合わせて、54.000円。新しいPCが一台組み立てられる値段です。
製品版を購入することの意義
freeのLinuxで製品版を購入することに、ためらいはありました。しかし、初心者にはそれなりの意義があります。
freeのsoftwearにはfreeのdocumentがありますが、初心者には、どういう類の情報を、どんな方法で、どこから収集すればいいのかが分からないのです。分からないまま、多くの時間を浪費します。それならば、12.000円は決して高くはありません。何十時間と言える時間をその金額で買えるとなると、随分安いと言えます。そして、Laser5-Linux6.0の製品版には、懇切丁寧なmanualが何冊も付属しているのです。
そんなわけで、これからは、Laser5-Linux6.0に絞って、Linuxに入って行こうと思っています。何しろ、54.000円です。それに見合う物を取り戻さなければなりません。UNIXの基本も身に付けなければいけないとしみじみ思うこの頃です。
2000.1.4