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第9回

Windowsインストール

 

 SOTECのWinBook-Proというノート(DX4-100MHz、HDD-530MB、RAM-32MB、CD-ROMなし)を、使いはじめて、もう5年目になります。今となっては随分見劣りがしますが、発売当初は、画期的な製品でした。国産初の800×600、しかもカラーで2.6Kg。その広告を見たとき、すぐに飛びつきました。私にはすっかり気に入った機械で、仕事では専らこれを今も使い続けています。

 当時はWindows3.1の時代でしたが、すぐにWindows95にアップ。ところが3.1をそのまま残しました。安全のため3.1を削除しないように、と当時の雑誌は書いていました。ところが、HDDが530MBですから、当然容量不足に陥ります。仕方なく、PLUSで強力な圧縮をかけました。まあ圧縮しても不都合はありませんでしたが、5年も使っているうちに容量不足は益々深刻化、ついに圧縮の作業領域さえも確保できなくなりました。

 そこで今回、HDDをフォーマットし、Windows95を入れ直すことにしました。なぜ98でないかというと、理由は簡単。98を持っていないからです。
 それはさておき、私が持っている95はCD-ROM版です。CD-ROMを内蔵していないWinBook-Proにインストールするには、普通はDOSでSCSIのPCMCIAを認識させて、外付けのCD-ROMから\win95のファイルををコピーして・・・・・・、という手順になります。しかし、この方法では、(詳しい説明は省略しますが)WinBook-Proの場合、config.sysの設定が面倒なのです。そこで、他のWindowsマシーンから、DOSのinterlnkを使ってRS232C経由で\win95をコピーしようと考えました。コピーに30分近くもかかりますが、簡単な方法です。

 方針は決まりましたので、早速HDDをフォーマット。次にDOSをインストールし、クロスケーブルでつなぎ、interlnk.exeとintersvr.exeを立ち上げようとしたところで、大失敗に気付きました。
 私は、IBMのPC-DOSのインストールディスク#1しか持っていないのです。そして#1にはinterlnk.exeはあるがintersvr.exeはないのです!! (なぜ#1しか持っていないかは省略します。)
 仕方なく、PCMCIA用のconfig.sysを編集し始めましたが、ここで致命的なことに気付きました。上記の#1には、mscdex.exeも含まれていないのです!!!!
 WinBook-Proのフォーマットの前に、MS-DOSだけでもバックアップを取っておけば、こんなことにはならなかったのですが、今更MS-DOSでもないだろうと手抜きをしてしまいました。後悔しても、始まりません。

 こういう場合、あなたならどうしますか?

 こういうところで、その人の性格というか、PCとの付き合い方というか、広く言えば趣味の形が出ますよね。

 私が選んだ方法は、FreeBSDをインストールし、そこからDOS領域にアクセスし、\win95をコピーするというものです。その上で、FreeBSDをFDISKで削除し、530MBという窮屈なHDDをWindows専用にする。
 PC-UNIXの世界からは、そこまでしてWindowsを使い続けなければならない理由は何なのか、という疑問が聞こえてきそうです。結局の所、仕事で使い慣れたワープロを準備しなければいけないという、ただそれだけの理由なのです。早く、「一太郎 for UNIX」が出てほしいです。
 というようなわけで、丸1日かけて、Windowsをインストールし直しました。、Windows、PLUS、IE4.01、一太郎6、8と入れると、HDDはすでに窮屈です。泣く泣く、FreeBSDの削除を決断。

 今回の経験から、PC-UNIXとWindowsの同居というのもいいかも知れないと思い始めました。WindowsからはUNIXは見えません。しかし、UNIXからはWindowsの読み書きができます。同居させていると、UNIXからWindowsのファイル操作ができて便利ですね。
 ただし、WindowsとUNIXを同時に使用できるわけではないので、ファイル操作ができると言っても、あまり意味のないことかも知れません。そこら辺り、あまり実用的とは言えませんが、Windowsも使い続けるのであれば、それなりの意味はあるでしょう。

1999.6.24