執念のアップグレード計画(99.5.4)



衝動的にローンして購入した”MAXpowr G3の366メガヘルツカード”。しかし馴れというのは恐ろしいものだ。装着時には「今世紀中はこれでいい」と固く誓ったにもかかわらず、「パワーアップさえすれば、更新もバリバリはかどるに違いない」という大間違いの妄想に取りつかれバイトをしてきたのは日記に書いてある通りである。

狙う周辺機器は三つあった。

 CPUの更なる高速化(366メガヘルツから400メガヘルツへ)

 ビデオ回路まわりのパワーアップ(グラフィックアクセラレーターの導入)

 ディスクの高速化計画(ウルトラスカジーカードの導入)

まず現在のシステムの状況を調べてみよう。(以下G3-366が愛機の性能)

 


上図はマシンの総合力を示すグラフである。愛機の総合力は「738」。ホンモノのG3-MT300に比べると「21」も低い。せっかくクロックを366に上げているのにもかかわらず、300メガヘルツに負けているのはどういうこっちゃねん。というカンジである。

CPUにどれほどの差があるというのだろう。

 



CPUの性能を比べてみた。やはり10万を越えたアップグレードは伊達ではない。「1059」でダントツの圧勝である。

今回狙うひとつめの周辺機器。それは「G3-400のアップグレードカード」である。

366と400にどれくらいの性能差があるのかは、装着後レポートするとして、多分7600/200をアップグレードできる最後で最高のクロックが400っぽいので、思い切って導入に踏み切った。

総合力では負けるが「CPU」と「FPU」性能は366カードの名に恥じないパワーだ。下図はFPUの性能グラフ。


続いてビデオ性能を見てみよう。

ここで愛機G3-366はガクーンとランクダウン。MT-300は「490」で我が愛機は「346」。ここで100以上の差をつけられてしまった。この差を埋めるのはグラフィックカードの導入しかない!!

 

ix3D Ultimate Rez

 

こいつをブッ刺すことによって、どれくらいの向上が見込まれるのか現段階では予想もつかない。MT-300をブッちぎることができるのであろうか? そしてもうひとつのウィークポイントが肝心要の足回り。ディスクの転送速度である。


 

ここでも愛機366は惨敗である。「286」というトホホな結果を叩き出した。あのちっこいiMacに負けているのも悔しい。あのマシンは基本性能が高いので仕方のないことだが、それでも約倍の差は堪え難き屈辱である。購入予定のスカジーカードはどこまで夢を見させてくれるのだろう。

 

CSAP820UV/M

 

体力的にもバイトの継続はもう限界。これが今世紀最後のアップグレードとなってしまう。G3-366カードが比較的いい値段で売れる交渉がついたので、実質5万円のアップグレードである。ベンチマークテストが楽しみでしょうがない。

これを読んでいる読者の方もアップグレードする余地があるのであれば一度考えてみてはどうでしょうか? 愛機をパワーアップさせるというのは愛犬にペディグリーチャムを与えるのと同等の愛であり、愛着も増す行為である。コンピューターは早いのに限り、女は巨乳に限る所以なのである。

この購入の為だけの普通預金口座も開設した。今回の一件が嫁に見つかったら即半殺しである。全てが無事終了すれば口座を解約する計画であり、それはゴルゴ13も真っ青の手際のよさだ。

なぜ家庭用マシンの趣味にここまでお金を注ぎ込んでしまうのであろうか? 自分でもよくわからない。本能のなせる技っぽい。マックとはそういう魔力を秘めたマシンなのだ。パワーアップは男のロマンだ。ガンダムがマグネットコーティングした時の興奮。帰ってきたウルトラマンがウルトラブレスレッドを装着した時の勇姿。ロケットパンチにアイアンカッターがついた衝撃。男の子ならパワーアップに胸ときめかいで何にときめくというのか! 巨乳を除いて。

ここまで大掛かりなアップグレードは私も初めてである。この後のベンチマーク結果を参考にして、皆さんの購入時の参考にしてもらえれば幸いである。

/つづく/