8bit NOW 夏愚行篇


第十章「ひたすら考えよ そしてスパークせよの巻

 

今回の旅は私とのぶお。一体どちらが得をしたのであろうか。

のぶおは”サーカスチャーリー”。私は”英語あそび”。のぶおは私の”英語あそび”が気になるらしく、一瞬チャーリーと交換しそうな素振りも見せた。しかし、そう簡単に交換できるものではない。なぜなら、

英語あそびの方が、タマ数少ないからだ。(笑)

 

←手当たり次第に入るのぶお。

 

一部を除いて、姫路も岡山も状況は似たようなものであった。

赤穂に向かう道のりで、道沿いのファミコンショップ、リサイクルショップ全て入ってはみたが、ファミコンを置いていない店の方が多かった。

中はイマ風のオシャレな内装。長身のカッコイイ店員。もうショップに”ネクラ”のイメージなど微塵もない。この調子だと5年後にはバニーガールがソフトを売りそうな気配である。

のぶお「隊長。岡山の80%は全滅っすねぇ。」

隊長「そうだなぁ。店もだんだん少なくなってきた。」

のぶお「隊長は、知らない土地でどうやって店のアタリをつけるんっすか?」

隊長「よくぞ聞いてくれた!

のぶお「な、なんっすか!急に。」

隊長「お前だけに教えてやろう。それはな、住んだ気になることだ。」

のぶお「住んだ気?格言っすか?」

隊長「哲学と呼んで欲しいね。ほら見てみろ。あの小川。あの家並みの向こうに見えるのは小学校だな。懐かしいなぁ。小川の橋。よく渡ったもんだ。この辺りの子供は一体どこへゲームを買いに行くんだろう。駄菓子屋が見える。おっ。その向こうには本屋だ。この筋は子供が喜びそうなルートだな……。」

のぶお「た、隊長。大丈夫っすか???

隊長「(思いっきりうろたえる)な、何を言う大丈夫だ!あっ。ホラホラ見てみろ。」

 

 

隊長「なっ。なっ。あっただろ。子供の喜びそうなルートの気配がしたんだ。」
(超安堵)

のぶお「本当がどうかわからないけど、スゴイ。」(感心)

隊長「愚か者め。その土地に入っていく。これがノウハウ!」(威厳とりもどし状態)

威厳はとりもどせたけど、この店もなかったんだよね。

 

つづく


次回、堂々の赤穂入り!!完結間近!!!

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