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この文章を誰にもとがめられず、パソコンモニターの前にデーンと座ってゆっくりと見ていられる貴方の家庭環境が羨ましい…。 「この金食い虫がっ!」と、妻に怒鳴られることもなく、ゆったりパソコンと戯れることのできる貴方が恨めしい…。 鬼嫁との壮絶な争いを描いた単行本の第二弾「我が妻との闘争〜極寒の食卓編〜」が遂に発売されてしまいます。 私には皆さんのように自分の時間というものがありません。残業の日々、そして休みの日には子供達が「遊んでくれ」と、まるで「飢えたコアラ」の如く飛びついてきて、愛機のマックを触るどころではありません。 ですから最近この手の文章を含め、大半の文章はうんこしてるときに考えてます。 私にはもう「便所」くらいしか、集中して文章を組み立てる場所が残されていないのです。 ですからその間はモーレツに集中して、皆さんへの挨拶文を何度も何度も頭の中で推敲して、それを忘れぬよう便所を出まして、嫁が子供三人をお風呂へ連れていくまでひたすら待つのです。 子供三人をシャンプーしている間が私の勝負タイムです。 速読の人は別として、普通の人や文章をゆっくり読む人は、この文章もゆっくりと時間が流れていることでしょう。 ですが私の方はというと、それこそ50mのスプリンターのように、走った後の犬のように舌をビローンと出してハァハァ言いながら、 時折起こすタイプミスに自分で舌打ちしながら、凄まじいスピードでタイピングしておるのです。 お風呂から上がる前にマックを終了させ「俺、全然触ってなかったし」みたいにせねばならんのです。 嫁は子供のシャンプーを要領が良いのかテキトーなのか、早いのです。 ああっ、お風呂でみんなが数を数え始めてます。風呂から出てきます。嫁が風呂から出てきます。
2003年 初秋 呉エイジ |