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アミーゴ IN 姫路
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1999年10月の22日。それは今まで私が、頑なに拒んできた「オフ会」の日であった。 MICKさん、takeさんが念入りに姫路のナイトスポットを散策&下見し、準備を万全に整えてくれた結果、不可能と思われていたオフ会が、我が地元姫路にて実現するのだ。 今まで私は「オフ会」というものに全く関心がなかった。実際に会うことによって、私のハラが突き出ていることや、頭がハゲかかっていることなどがバレて 「なんだ。50万サイトのオーナーといっても、ただのオッサンじゃん。」 などと皆から言われるのを怖れたからであった。 しかし今回のオフ会は重みが違った。関東からはカナスギ君。京都からはイギリス紳士さんの二人の愛弟子が駆けつけるというのだ。 カナスギ君などはメールにて「来てくれなければ家の前でテント貼って待ちます。」とまで言い切り、しぶる私の参加を促した。 だいたいにおいて私はシャイで無口で内向的な性格である。酒もほとんど飲めない。ジョッキ一杯で致死量なのである。 そんな私がオフ会などに参加して、場の雰囲気を壊してしまっては、せっかくの集まりも台無しだ。そのへんのところを一番心配したのである。 集合は5時。しかし私は嫁さんのヤボ用に付き合わされ、6時からの参加となった。 なるべく目立たぬよう、地味なセーターを着込んで、いざ、姫路は「のんじゃり屋」へ。 まず今回の集まりを実現に導いたtakeさんに、ぜひ一言お礼が言いたかったので、真っ先に携帯へ連絡を入れる。お互い緊張してしまって、しどろもどろだ。「あと5分で着く」ということだけようやく告げる。 トボトボと歩きながら、目的地である「のんじゃり屋」へと近づく。 店の前では、今回唯一の顔なじみであるMICKさんが出迎えてくれた。 少しだけホッとして店内に入る。 酒を飲まない私にとって、居酒屋といえども不慣れな場所だ。 入り口を開けて恐る恐る奥を覗き込むと、「予約スペース」らしき長テーブルに5人の男達が既に陣取っていた。 高鳴る胸の鼓動を抑えながら、ゆっくりと店の奥へ進む。 私の身体はチワワのように震えていた。 みんなの前に立ち、ようやく 「は、はじめまして。呉エイジです。」 とだけ言うのが精一杯であった。 ひたすら黙ったまま俯く私。口も重く、頭の中も真っ白で何も言葉が出てこなかった。 一斉に注がれる視線。きっと皆同じように思っているに違いない。 「こ、こんな老けたオッサンが50万サイトのオーナー…。」 それを思うと悪いというか、申し訳ないというか、とにかく済まないという気持ちで胸が一杯になってしまった。 見るに見かねたMICKさんが「ま、まず自己紹介をしましょう」と助け船を出してくれた。 私の左に座ったのが、ミスチルの桜井似のナイスガイ。イギリス紳士さんである。赤のラメ系シャツが眩しく、私はかすんでしまいそうであった。 そして左前に陣取る男こそ、燃える闘魂カナスギ君であった。既にビールが入って目が充血気味である。軽い会釈を交し、私の抱いていた武骨なイメージは間違っていなかった事を確信した。 そして正面には姫路のホームページオーナー小寺君が座っていた。グレーのパーカーが決まったヤングメン。 そして右斜め前にはのりの君。なんとデジカメ持参である。 私の右隣にはMICKさんが座って、その向こうにはtakeさんが座りオーダーなどいろいろと細かいことをテキパキとこなしてくださっていた。 私のビールジョッキが席に運ばれ、いよいよ乾杯。 MICKさんの「師匠! ひとこと」の声にビビった私は、思わずグラス片手に席を立ってしまった。 その時突き出たハラがテーブルに引っ掛かってしまい、全員の飲み物を少しづつこぼしてしまったのは、本当に申し訳ない失態であった。 勢い良く立ったのはいいが、この場でビシッと決める一言が思いつかない。 立って数秒。固まる会場。 私はその重圧に耐えきれずに、泣きだしてしまった。 「ゴメンな。ゴメンな。酒の場に慣れてなくって、ゴメンな。」 席を飛び越えてtakeさんが私の背中を優しくさすってくれた。 その様子をデジカメでフラッシュ撮影するのりの君。ボーゼンとする小寺君。 やっと私が落ち着いた所でMICKさんが「か、関西アミーゴの会、と、とりあえずスタート! 乾杯っ。」と素晴らしいスピーチで乾杯の音頭をとってくれた。 私はすっかり小さくなって、マネキンのようになってしまった。 同情してくれたイギリス紳士さんが「お土産」といってレアなファミコンカセット「IN 1」を持ってきてくれた。 そこでようやくちょっぴり笑顔の出せる私であった。 (99.10.23) |
アミーゴのオフ会レポート
MICKさん/takeさん/イギリス紳士さん(続々増殖予定)
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